国宝を独り占め!智積院の襖絵

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京都駅からバスで10分ほど、東山にある真言宗智山派のお寺「智積院」は、広い伽藍と美しい庭園、そして多くの文化財を有するお寺です。

中でも一番の見所といえるのが、収蔵庫におさめられた国宝障壁画。

桃山時代に、豊臣秀吉の命を受けた絵師・長谷川等伯とその一門によって描かれた、「桜図」「楓図」を中心とする壮麗な絵画です。

日本の古い建築によくみられる、金地に赤や青や緑といった鮮やかな色で彩色した絵を「金碧画(きんぺきが・こんぺきが)」といいますが、本来お寺の装飾には使われないものでした。

しかしそこは幼くして亡くなった秀吉の息子・鶴松の菩提を弔うためのお寺であったので、このような色鮮やかな絵画で装飾されたのです。

豊臣家滅亡後、お寺は廃寺となりますが、この絵を「天下一の絵」と評した徳川家康によって、現在の智積院へと受け継がれ、大事に保存されていきました。

収蔵庫はいつでも拝観することができ、運が良ければたった一人でじっくりとこの国宝絵画を鑑賞することもできます。

近くには三十三間堂や京都国立博物館もあり、おすすめのスポットです。

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